Healyの細かい文字をChatGPTが読み間違えるときの対処法

Healy×AI

HealyのスクリーンショットをChatGPTへ送ると、項目をきれいに説明してくれる。

ところが原画を見直すと、項目名が一文字違う。小数点が消えている。%が別の数字にくっついている。

説明が自然であるほど、文字の読み違いは見つけにくくなります。

細かい文字を読み間違えるときは、画像を正しい向きのまま一領域ずつ拡大し、最初に「表示どおりの転記」だけを依頼します。読めない文字を推測で補わせず、不明記号を残させ、原画像と照合してから意味を尋ねます。誤読があれば、画像全体ではなく該当箇所だけ撮り直します。

「もっと注意深く読んでください」と頼むだけでは、何が直ったのか確認できません。読み取りと解釈を分けることが最初の対処です。

とくに確認したい五つ

小さい画面では、次の要素が読み違いにつながりやすくなります。

似た形の数字:0と8、1と7
小数点やカンマ
%、括弧、ハイフンなどの記号
画数の多い日本語の項目名
色の薄い補足文字や単位

たとえば「7.1%」が「71%」になれば、その後の説明は大きく変わります。項目名の一文字違いも、別の項目として解釈される可能性があります。

だから、最初に説明の内容を評価するのではなく、文字列そのものを原画と比べます。

一枚に詰め込まず、一領域ずつに分ける

全画面を一枚で送ると、文字が小さくなります。反対に、一文字だけまで切り詰めると、何の項目か分かりません。

誤読した箇所を中心に、次の範囲を残します。

画面名または一覧名
対象の項目名
値と単位
上下の一項目ずつ

そして、一枚につき一つの確認領域にします。

OpenAIの画像入力FAQでは、日本語などラテン文字以外の文字を含む画像では性能が低下する場合があり、文字を拡大しつつ重要な詳細を切り取らないよう案内されています。画像は分析前にリサイズされるため、小さな文字を大量に詰め込むほど確認が難しくなります。

画像の向きと鮮明さを直す

送信前に、画像を正位置へ戻します。

横向き、上下逆、斜めの画像は避けます。OpenAIも、回転した文字や画像を誤って解釈する場合があると説明しています。

さらに確認したいのは次の点です。

スクショを何度も転送して画質が落ちていないか
拡大した結果、文字の輪郭がぼやけていないか
明るさ調整で薄い文字が消えていないか
マーカーや矢印が数字へ重なっていないか

元のスマホで新しく撮り直せるなら、加工済み画像をさらに拡大するより、元画面を拡大して撮り直すほうが輪郭を保ちやすくなります。

最初は、説明ではなく原文転記

次のように頼みます。

この画像の文字を、表示されている順番のまま転記してください。項目名、数字、小数点、%、括弧、単位を省略・修正・言い換えしないでください。読めない一文字は推測せず「不明」としてください。まだ意味を説明しないでください。

ここで「誤字だと思ったら直して」とは頼みません。AIが自然な言葉へ補正すると、原画との違いが見えなくなるためです。

転記結果が出たら、次の順で照合します。

1. 項目名
2. 数字
3. 小数点
4. 記号と単位
5. 表示順

全部を一度に眺めるより、一種類ずつ見るほうが差を発見しやすくなります。

「読めない」を残すほうが安全

AIは、前後の言葉から欠けた文字を補い、もっともらしい文章にすることがあります。

しかし、画像の転記では、自然な文章より不確実性の表示が大切です。

判読に自信がない箇所を、確信度の高い文字と混ぜないでください。候補を挙げる場合も、原画像で確認できた文字と推測候補を別欄にしてください。

この一文を加えると、何を撮り直せばよいか分かります。

不明が残るのは、失敗ではありません。推測を事実のように扱わなかった、という検品結果です。

間違った場所だけを撮り直す

誤読が見つかったら、最初から大量のスクショを送り直す必要はありません。

該当箇所だけ、少し広めに撮り直します。

先ほどの画像の3番目の項目を撮り直しました。前の転記をそのまま修正せず、新しい画像から項目名・値・単位を再転記してください。その後、前回との差分だけを示してください。

新旧を別々に転記してから差分を出すと、AIが以前の回答へ引っ張られにくくなります。

数字は二度確認する

説明に使う数字は、少なくとも二度確認します。

一度目は、ChatGPTの転記と原画の照合。二度目は、意味を尋ねる直前に、対象の値を文章として自分で入力します。

原画像では項目名が「○○」、値が「7.1%」と確認できました。この表記を事実として使い、画像から別の数字を補わないでください。

この段階で初めて、確認済みの文字列を対話の土台にします。

読めた文字と、意味づけは別です

文字を正しく転記できたことは、その項目の意味を正しく理解できたことと同じではありません。

画面上の表記、Healy資料上の説明、AIの仮説、本人の体感を分けて扱います。一つの数字や画像から、良し悪し、原因、診断、治療判断、効果判定、病気との因果を決めません。

細かい文字の誤読を減らすコツは、AIへ強く念を押すことではなく、確認できる単位まで仕事を小さくすることです。

一領域を撮る。原文を転記する。不明を残す。原画と照合する。誤った場所だけ撮り直す。

この順番なら、きれいな説明の中へ、一文字の違いが紛れ込むのを見つけやすくなります。

スクショに残す範囲は、関連記事「HealyのスクショをChatGPTに送るとき、どこまで写せばいい?」で扱っています。


※本稿は、画像から文字を整理・照合する一般的な方法です。医療上の診断、治療、効果判定を目的とするものではありません。

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