Healyレゾナンス分析の%を「良い・悪い」と決めつけないための確認手順

Healy×AI

Healyレゾナンス分析に、80%、65%などの数字が並ぶ。

数字が高いと、「状態が悪いのでは」「強く出ているのでは」と感じることがあります。反対に、数字が低ければ安心してよいのかも気になります。

けれど、%という記号は、それだけでは意味を決められません。

レゾナンス分析の%は、まず画面に表示された値として記録し、画面ラベル、対象データベース、利用中の版、公式資料上の定義を確認します。定義を確認できない限り、確率、重症度、不足度、良し悪し、効果の大きさへ変換しません。高低の意味を先に決めず、項目名・順位・日時・表示範囲と一緒に観察材料として扱います。

この記事の要点は、「%を無視する」ことではありません。数字に、資料で確認できない意味を足さないことです。

%から勝手に作りやすい五つの意味

同じ80%でも、何の割合かによって意味はまったく違います。

レゾナンス画面の定義を確認せず、次のように読み替えることはできません。

80%の確率で、その状態である
症状や問題が80%の重さである
何かが80%不足している
その項目が80%必要である
使えば80%の効果が期待できる

これらは別々の主張です。画面に%があることだけでは、どれも導けません。

ChatGPTも、一般的な%の使われ方から自然な説明を作ることがあります。だから最初の質問を「この80%は何が悪いの?」にしないことが大切です。

1|まず、%の隣に何があるかを見る

数字だけを切り取らず、画面全体で確認します。

データベース名
項目名
%の列見出し
順位または表示順
取得日時
画面の上端と下端
アプリや資料の版が分かる情報

スクショを撮るときも、%の列だけでなく、見出しと項目名が一緒に入る範囲を残します。

この画像から、データベース名、列見出し、項目名、%、順位、取得日時を表示どおり転記してください。%の意味はまだ説明せず、画面で確認できない項目は「不明」としてください。

AIの回答と原画を照合し、小数点や%記号の誤読がないか確認します。

2|公式資料に「何の%」と書かれているか探す

次に必要なのは、数字の一般論ではなく、その画面・モジュールの定義です。

確認する順番は次のとおりです。

1. アプリ内のヘルプや説明
2. 使用説明書・公式マニュアル
3. 公式パンフレットの該当モジュール
4. 版と発行日が分かる公式サポート情報

Healy World Japanの2024年3月版レゾナンスパンフレットでは、情報フィールド分析がリスト内のコンテンツに優先順位を付け、その優先順位はユーザーにとっての関連性を反映すると説明されています。

ただし、今回確認した同パンフレットのレゾナンス説明と注意事項には、画面上の%を確率、重症度、不足度、効果などとして換算する数理的定義は見当たりませんでした。Healyの公式公開サイトも追加検索しましたが、そのような定義を示す一次情報は確認できませんでした。

したがって、本稿では「%が高いほど○○」という変換規則を作りません。別の版やアプリ内ヘルプに明示的な定義がある場合は、その資料名・版・該当箇所を確認してから扱います。

3|分からない定義を、AIに推測させない

ChatGPTには、定義の有無を先に判定させます。

添付した公式資料の中に、この画面の%が何を表すかという明示的な定義はありますか。ある場合は、資料名、版、ページ、原文の短い該当箇所を示してください。ない場合は「確認資料では定義不明」と答え、一般的な%の意味や類似製品の説明で補わないでください。

注意したいのは、「レゾナンス」「関連性」「優先順位」という言葉があっても、%との数理的対応まで説明されているとは限らないことです。

資料上の言葉と、数字の計算規則を分けます。確認対象/資料で確認できたか/根拠/扱い、という表にすると、モジュールの目的、優先順位の説明、%の定義、医療的な意味を別々に管理できます。%の定義が未確認なら、推測しません。

4|比較するなら「同じ条件の表示値」として残す

%の定義が不明でも、画面に表示された値を記録することはできます。

ただし、比較できる範囲を限定します。日時/データベース/原文項目名/表示%/順位/表示範囲/条件メモ、という列です。

同じ項目が別の日にも出たら、「表示値が違った」という事実を残します。

そこから、良くなった、悪くなった、必要性が増えた、効果が出たとは決めません。

公式パンフレットでは、情報フィールド分析はユーザーの意図など分析時の様々な要因を複合的に反映し、異なる時間には環境変数の変化で異なる結果が得られる可能性があると説明されています。これは、変動の原因を特定できるという意味ではありません。

また、別のデータベース、別の画面、別の版で表示された%を、同じ尺度だと確認せず横並びにしません。

5|%と体感を別欄に置く

数字を見た後に体感を探すと、結果へ自分を合わせやすくなります。

画面の表示事実/資料上の定義/AIの仮説/本人の体感/未確認、と欄を分けます。

本人の体感には、「思い当たらない」「判断できない」も書けます。

表示%から本人の体感を推測しないでください。私が実際に書いた体感だけを別欄に置き、一致・不一致・不明をそのまま残してください。

一致したように見えても、%が体感の原因または測定値だとは決めません。

そのまま使える「%を決めつけない」プロンプト

添付したHealyレゾナンス分析の%を、良い・悪い、確率、重症度、不足度、必要量、効果へ変換しないでください。最初に、データベース名、列見出し、原文項目名、表示%、順位、日時、表示範囲を転記してください。次に、添付した公式資料に%の明示的な定義があるか確認し、ある場合は資料名・版・ページを示してください。定義がなければ「確認資料では定義不明」と書き、一般知識や類似システムから補わないでください。回答を画面の表示事実/公式資料上の説明/AIの仮説/本人の体感/未確認に分け、最後に、数値の意味を決めず次回も確認できる観察質問を3つ作ってください。

数字を見て不安になったら、解釈を止める

高い数字を見て不安が強くなったときは、AIへ説明を増やさせる前に、次の三つへ戻ります。

1. 原画の文字と数字は正確か
2. 何の%か、公式の定義を確認できたか
3. 医療的な判断が必要な心配と混ざっていないか

身体症状や治療について心配がある場合、レゾナンスの%やChatGPTの回答で判断せず、適切な医療専門家へ相談します。

公式パンフレットも、情報フィールドでの分析・調和は病気や病状の治療、処置、緩和、診断、予防を目的とせず、専門的な医療上の助言・診断・治療の代わりではないとしています。また、情報には批判的な質問を向け、必要なら追加手順で検証するよう記載しています。

%は、目を引く数字です。でも、目立つことと、意味が確定していることは別です。

まず表示値として正確に残す。次に定義を探す。見つからなければ不明を保つ。そして、体感や出来事とは別に観察する。

その順番なら、数字に振り回されるのではなく、何を確認できていて、何をまだ知らないかを自分で持てます。


※本稿は、Healy画面の表示値と資料上の定義を区別して整理する方法を紹介するものです。医療上の診断、治療、予防、効果判定を目的とせず、専門的な医療上の助言に代わるものではありません。

参考資料:Healy World Japan「Healy World Brochure Edition Resonance ja-JP」(2024年3月版)p.4、p.9

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